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事業再構築補助金を成功させる鍵は「認定支援機関」の効果的な活用です。
認定支援機関は、事業計画の作成支援や専門的なアドバイスを通じて、申請の質を高める重要な役割を担います。
本記事では、認定支援機関の具体的な役割、選び方、さらに最大限に活用する方法を詳しく解説します。
事業再構築補助金の申請を成功させたい経営者や担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
事業再構築補助金は、ポストコロナ・ウィズコロナ時代における経済社会の変化に対応するため、中小企業などの思い切った事業再構築への挑戦を支援する制度です。
本制度の主な目的は、既存事業の立て直しにとどまらず、新たな市場への参入や事業モデルの転換を促進し、日本経済全体を活性化させることです。
具体的には、新分野展開や業態転換、事業・業種転換、事業再編など、大規模な事業再構築を支援します。
この補助金の効果的な活用には、認定支援機関の存在が不可欠です。
認定支援機関は、事業計画の策定支援から申請書類の確認、さらには交付後のフォローアップまで、事業者の状況に応じた専門的なサポートを提供します。
認定支援機関のサポートを受けながら、事業再構築を通じて企業価値を高め、持続的な成長を実現しましょう。
【参考】経済産業省 事業再構築補助金【サプライチェーン強靱化枠を除く】公募要領(第12回)
認定支援機関とは、中小企業庁が認定する、中小企業や小規模事業者の経営支援をおこなう専門機関のことです。
正式名称を「認定経営革新等支援機関」といい、略して「認定支援機関」と呼ばれています。
中小企業庁が定める認定支援機関の要件は、主に以下の3点です。
認定支援機関には、
などが登録されています。
これらの機関は、中小企業の経営課題解決に向けて、以下のような活動をおこなっています。
支援の種類 | 主な内容 |
事業計画策定支援 | ・事業の現状分析・課題の明確化・将来ビジョンの策定 |
経営改善支援 | ・経営戦略・マーケティング・財務戦略に関するアドバイス |
補助金申請支援 | ・補助金情報の提供・申請書類作成サポート |
資金調達支援 | ・金融機関との交渉・融資制度に関するアドバイス |
事業承継支援 | ・後継者育成・事業譲渡に関するアドバイス |
【参考】中小企業庁 国の補助事業等において必要とされる認定支援機関(経営革新等支援機関)の役割について
認定支援機関は、中小企業の経営改善や事業再構築を成功に導くための重要なパートナーです。
補助金申請のサポートだけでなく、経営全般における相談や支援が期待できるため、積極的に活用しましょう。
認定支援機関は事業再構築補助金の申請において、事業計画の確認と確認書の発行が必須の役割です。
具体的には、事業計画書の作成から申請後のフォローアップまで、以下のような支援を提供します。
【主な支援内容】
【参考】中小企業庁 国の補助事業等において必要とされる認定支援機関(経営革新等支援機関)の役割について
特に事業計画書の作成では、財務分析や経営課題の抽出、計画の実現可能性の評価など、専門的な知見に基づいたアドバイスを提供します。
また、採択後も交付申請手続きや実績報告書の作成など、補助事業の実施に必要な各種手続きのサポートを受けられます。
認定支援機関を活用すると、申請から事業実施まで一貫した支援を受けられるでしょう。
事業再構築補助金は、認定支援機関のサポートが必須なため、どの支援機関を選ぶかが重要です。
ここでは、自社に合った認定支援機関を見つける際のポイントを解説します。
【業種や事業内容に適した支援機関の選定方法】
認定支援機関は、それぞれ得意とする業種や専門分野が異なります。
まずは自社の業種や事業内容を明確にし、それに対応できる支援機関を選びましょう。
例えば、製造業であれば製造業に強い支援機関を、ITサービス業であればIT分野に詳しい支援機関を選んでください。
【過去の実績や専門分野の確認】
認定支援機関のWebサイトや紹介資料などで、過去の支援実績や専門分野を確認しましょう。
特に、事業再構築補助金の採択実績は、支援機関のノウハウや経験を知るうえで重要です。
また、自社が抱える課題や目標を伝え、親身になって相談に乗ってくれるか、具体的な解決策を提案してくれるかなどの点も確認しましょう。
【相談時に確認すべき質問例】
実際に認定支援機関へ相談する際は、以下の質問例を参考に、自社との相性を確認しましょう。
【適切な支援機関をみつけるためのポイント】
複数の認定支援機関に相談し、自社の課題や目標を共有したうえで、相性のよい支援機関を選びましょう。
それぞれの支援機関の強みやサポート内容、料金体系などを比較検討し、自社にとって最も有益な支援を提供してくれる機関とパートナーを組んでください。
また、担当者との相性も重要なため、相談しやすいと感じる担当者を選ぶようにしましょう。
事業再構築補助金は、認定支援機関のサポートを受けることが必須ですが、その活用方法によって申請の成功率は大きく左右されます。
ここでは、認定支援機関を最大限に活用し、補助金申請を成功させるためのコツを紹介します。
【早期の相談開始】
まず、早期に認定支援機関へ相談をしましょう。
補助金申請は、準備する書類が多く、申請期限も限られています。
【綿密な事業計画の策定】
次に、綿密な事業計画の策定です。
認定支援機関は、事業計画書の作成支援やアドバイスを通じて、補助金申請の要件を満たす計画づくりをサポートしてくれます。
具体的な売上予測や経費の見積もりを盛り込み、説得力ある計画の作成が成功の鍵です。
【認定支援機関との継続的な連携】
また、認定支援機関との継続的な連携は必須です。
申請から採択後まで一貫したフォローを提供する支援機関を選びましょう。
【参考】中小企業庁 国の補助事業等において必要とされる認定支援機関(経営革新等支援機関)の役割について
このように、認定支援機関の専門知識とサポートを最大限に活用することで、事業再構築補助金の申請を成功へと導けるでしょう。
事業再構築補助金は、適切な認定支援機関のサポートを受けることで、採択率を上げられます。
ここでは、実際に認定支援機関を活用し、補助金申請を成功させた2つの事例をご紹介します。
それぞれの事例を通じて、認定支援機関がどのように貢献し、どのような成果を上げているか具体的にみていきましょう。
宮城県の製造業者が健康志向の新製品を開発する際、認定支援機関が事業計画策定を全面的にサポートしました。
市場調査やブランディング戦略を含めた計画で、補助金審査で加点を得て無事採択。
結果として、新製品の発売と販路拡大に成功しました。
【参考】経済産業省|中小企業・小規模事業者支援 優良取組事例集
茨城県の老舗食品製造業者が、厚焼き玉子の価格改定や販路拡大を目指して補助金申請をおこないました。
認定支援機関の専門家が書類作成を支援し、展示会への出展計画を提案。
結果として、展示会での商談が成功し、新たな販路を開拓しました。
【参考】経済産業省|中小企業・小規模事業者支援 優良取組事例集
これらの事例からわかるように、認定支援機関の支援を受けることで、計画の具体性と実現性を高めることが可能です。
認定支援機関を利用する際は、まず支援範囲と役割分担を明確にしましょう。
事業計画の作成から申請手続き、採択後のフォローまで、どの部分を支援機関に依頼し、どの部分を自社で対応するのかを決めておきます。
また、補助金申請には期限があるため、スケジュール管理も重要なポイントです。
事業計画書の作成や必要書類の準備には想定以上に時間がかかります。
特に公募締切直前は混み合うため、早めの相談開始がおすすめです。
本記事では、事業再構築補助金の申請における認定支援機関の重要性と活用方法を解説しました。
認定支援機関は、事業計画の策定や書類作成、申請手続きのサポートなど、補助金申請を成功に導くための心強いパートナーです。
その選び方や注意点をおさえることで、補助金採択の可能性を大きく高められます。
補助金申請の第一歩として、認定支援機関へ早めの相談をしましょう。
専門的なアドバイスを受けることで、自社の強みを活かした計画を練り上げることが可能です。
認定支援機関を活用し、補助金申請のハードルを下げ、事業成長を実現しましょう。
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